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June 25 小帯異常?おおくま歯科院長の大熊俊宏です。 歯科検診の紙を見て、舌小帯異常ってなんですか?とか、上唇小帯異常って何?とかよく聞かれます。舌小帯は、舌の裏側で付け根(どん真ん中)からのびているすじです。このすじが舌の先まで伸びていれば、アッカンベーをした時に舌の先が引っ張られて、さかさまのハート型になってしまうことがあります。これを舌小帯異常といい、発音に影響が出ることがあります。上唇小帯は、前歯の真ん中の歯ぐきと上唇にまたがったすじです。これがあまりに太く強く前歯の間からでていると、すきっ歯にみえます。これを上唇小帯異常といいます。頬小帯は、歯ぐきとほっぺの内側にまたがったすじです。結構太い場合、食べかすがたまりやすく、また歯磨きがしにくいために、歯の付け根が虫歯に侵されやすくなります。これを頬小帯異常といいます。また、入れ歯と擦れ合って傷がつきやすかったり、入れ歯を浮き上がらせ不安定にする(はずれそうになる)ことがあり、場合によっては、切ることもあります。 June 21 指しゃぶりおおくま歯科院長の大熊俊宏です。 歯並びを悪くする原因の多くは、「くせ」です。特にいわゆる出っ歯(上あごの前歯がでている)では、おしゃぶりがなかなかとれなかったり、指しゃぶりがなかなかやめれなかったり、また、厚く折りたたんだハンカチをかむ、などという場合にもおこってきます。指しゃぶりの場合、吸っている親指の爪側の1個目と2個目の関節の間に傷がついたりたこができたりすることがありますが、これは下の前歯がその部分にくい込んでいるためです。さらにこの時、吸うことによる、ほっぺたの力で上あごは、つぶれてきてしまいます。要するに、歯並びが狭くなり、前歯もはじき出され、上あごの天井は指の厚みも加わって、狭く(細く)そして高くなります。場合によっては、鼻にも影響が出ます。唇から出るほどの出っ歯の場合は、ケガをしやすくなりますし、乾燥しがちで汚れがとれにくくなることから、虫歯や将来的な歯周病などのリスクを高めます。 くせの代表的なものには、舌で前歯を押す、下唇を吸う、頬杖をつく、鉛筆をかむ、などがあります。これらは、どれも歯並びに影響します。また寝ている間に無意識の状態で指しゃぶりをすることもあります。また、歯ぎしりなど、簡単にはとめられないものもあります。 June 19 永久歯が生えるのは、いつ?おおくま歯科院長の大熊俊宏です。 永久歯って、いつ生えるの?最初に出てくるのはどこ?ってよく聞かれます。多くの子は、6歳くらいで下の前歯から出てきます。でも個人差があって4歳11ヶ月の子も7歳になってからの子もいます。乳歯の奥の6歳臼歯が先に出てくる子もいます。あとよくあるのが、永久歯の前歯が、乳歯の後ろからでてきたっていうケースです。乳歯がぐらついていない場合は、特に注意をしなければなりません。他には、生えてきた永久歯の前歯の間が離れている、斜めに反っている、重なっている、などのケースも多いです。また、早く乳歯が抜けてしまい、その歯ぐきが硬くなった結果、永久歯が閉じ込められて出遅れてしまうこともあります。色のことは、よく聞かれますが、乳歯に比べ永久歯は、黄色く見えます。みんなそうなので心配しないでください。 余分な歯?おおくま歯科院長の大熊俊宏です。 余分な歯のことを過剰歯っていいますが、たまに見かけます。小さいことが多いです。頻度が高いのは、上の前歯の間(どん真ん中のところ)で、1本から2本見られ、歯の間が大きく開いたり反ったりします。その他僕が見たことがあるのは、8番目ならぬ9番目の親知らず?、第三小臼歯?、2本並んだ犬歯などなど。また、まれに過剰歯が他の歯にくっついている(癒合、癒着している)ことがあります。 June 12 歯の大きさと形についておおくま歯科院長の大熊俊宏です。 先日は歯の数の異常についてお話ししましたが、今日は歯の大きさや形の異常についてお話しします。 今回はいきなり異常という言葉を使ってしまいましたが、普通とは変わっているという意味で、病気というわけではありません。しかしこれらの異常が、ムシ歯や歯並び、かみ合わせの問題の原因になりやすいことは確かです。 最近の子供達は、1本1本の歯が大きいようです。このようにすべての歯が全体的に大きい場合、逆に考えると歯に対してあごが小さいと言えるでしょう(正確には、あごの方が小さくなっていることが多いです)。小さいあごに大き目の歯が並んで生えようとしてきても窮屈ですので、歯は生えやすい場所に逃げながら生えてきてしまいます。すると歯並びが悪くなるのです。 また、一部の歯が他の歯に比較して、大きかったり小さかったりすることもあります。大きいと巨大歯、小さいと矮小歯(わいしょうし)と呼びます。矮小歯は一般に円錐状にとがっており、上の2番目(側切歯)に多くみられます。 次は形の異常について例をあげます。上下の小臼歯(4、5番目の歯)の噛む面の中心にある溝のところに、中心結節といって、小さな突起ができていることがあります。これが折れると神経が痛みます。他には、シャベル状切歯といって、上の前歯の裏側(舌に接する面)がシャベルのように凹んでいることがあります。また、2本の歯の一部がくっついていることもあります。これを融合歯、癒着歯といい、下の前歯に多いです。乳歯の場合は、抜け替わりに注意が必要です。この他にも色々あるのですが、なかなか書ききれません。いずれにしても、きちんとしたお手入れが必要であったり、難しかったりすることが多いです。 June 10 歯がない?おおくま歯科院長の大熊俊宏です。 歯がたりない事ってたまにあります。上の2番目の歯(側切歯)、下の真ん中の歯(中切歯)、上下5番目の歯(第二小臼歯)、あと上下8番目の歯(親知らず)など、生まれつき生えないことが決まっている人がいます。親知らずならあまり影響は無いですが、他の歯がたりないと、乳歯は抜け替わることができず、しばらくがんばることになります。しかし20~30年くらいで乳歯は抜けてしまいます。大きく治療してあったり、虫歯だったりすると、乳歯はもっと早く抜けてしまいます。抜けてしまうと、その隙間に隣の歯が倒れてきたり、今までかみ合っていた歯(例えば、抜けた歯が上の歯なら下の歯)が伸びてきたりして、全体にかみ合わせがおかしくなってしまいます。小学生の低学年くらいのうちにレントゲン写真などを撮って診断ができれば、場所によっては、歯がずれていかないような簡単な装置を用意することもできます。時期が遅れると、乳歯が抜けてできた隙間をもう一度確保できるように、矯正装置を入れないといけません。成長期が終わった時(あごの骨の成長が止まった時)に隙間が確保できていれば、インプラント(人工歯根)を入れることができるのです。 June 06 親知らずおおくま歯科院長の大熊俊宏です。 今日は、親知らずのお話です。親知らずは、一番前の歯から(片側のみで)数えていった場合に、8番目に並んでいる歯、つまり一番奥にある歯です。6番目の歯は、六歳臼歯、7番目の歯は12歳臼歯などと呼びますが、8番目は、いつ出てくるのかわかりません。一般的には大学生くらいからでしょうか? 親知らずは、横を向いていたり、磨きにくいために虫歯になっていたり、まわりの歯ぐきを腫れさせていたりと、良くない働きをしていることが多いです。しかしそれでも、絶対に抜かなければならないというわけではありません。ダメージが大きくなければ、治療の後そのまま残せるのはもちろんですし、上の親知らずに限っては、7番目の歯がだめになってしまった場合に、7番目を抜いてあげることによって、その位置に親知らずがスライドしてくるのを待つ、という方法があります。1から2年かかることもありますが、選択肢の一つだと思います。(ただし下の親知らずでは、うまくいきません。スライドせずに倒れてしまうのですが、骨の硬さの違いのようです。)他にも、ブリッジの支えにしたり、一度抜いたあとに歯のない部分へ移植するなど、有効利用する可能性が残っています。 親知らずは、狭い部分に一番最後に生えてくる歯ですから、お手入れが難しいことが多いです。しかし、お一人お一人で異なるリスク(歯ぐきや隣の歯への影響)を知っていただいた上で、大切にできる方法を一緒に考えられると良いですね。 最後に、親知らずの虫歯も、どうせいずれ抜くからと放っておいてはいけません。虫歯は、細菌感染ですので食べかすを栄養源にして周りにひろがっていきます。子供にスプーン、おはしを介してうつることもあります。またいずれそんなお話もいたします。 |
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